電王戦、終幕
こんにちは、切り札です
第2期電王戦第2局が5/20に行われ、結果はPONANZAが勝利し、PONANZAの2勝という形で幕を閉じました
第1局はPONANZAの完封勝ちでしたが、第2局もPONANZAが圧倒的な中盤力を見せつけ完勝しました
佐藤名人の方に悪手らしい手がなかったにも関わらず大差での勝利だったので、コンピューターが人間の読みの1つ上をいってたということなのでしょう
個人的には佐藤名人を応援していたので残念ではありましたが、現役名人vs最強コンピューターという、電王戦シリーズの最終局にふさわしい対戦を観れたので満足しています
6年間にわたる電王戦シリーズを観てきて思ったことは、まず、コンピューターの進歩のすさまじさですね
6年前と今で、まったく別ものなくらい実力があがったように思います
そしてなんといっても、立ち向かう棋士たちのかっこよさですね
盤の前に座る棋士の表情から、絶対に勝つぞという気迫や執念がすごく伝わってきて、その姿は見る側の心をうちました
将棋の対局を観戦して涙したのは電王戦が初めてでした
改めて、将棋のプロ棋士の方たちに尊敬の念を抱きました
おそらく今回で棋士vsコンピューター将棋の構図は終了になりますが、棋士とコンピューターが拮抗した瞬間に立ち会えたことを、いち将棋ファンとして光栄に思います
対局者の方たち、そして電王戦に携わったみなさん、本当にお疲れさまでした