環状線はオレンジ色
最近急に冷えてきて、夜はもう寒いくらいですね
今年は秋をとばして冬がすぐ来てしまうのでしょうか
秋が大好きな僕としてはつらいところです
こんにちは、切り札です
さて、みなさんは大阪環状線の電車といえば何を思い浮かべますか?
おそらく、多くの方はあのオレンジ色の電車を思い浮かべるのではないでしょうか
車体をオレンジ一色で塗られた103系
僕はミラージュ池田店に来るまではずっと羽曳野市に住んでいたのですが、家から大阪の都心部へ行くにはいつも環状線を利用していました
6歳の頃からは大阪福島の将棋会館へ毎週通い、中高時代と大学時代も通学で使い、かれこれ20年以上環状線を利用してきましたが、いつも来る電車はきまってオレンジ色の103系でした
東京の都心部では10年おきでピカピカの新車に入れ替わっていく中、なぜか大阪の中心を走るのはいつまでたっても国鉄時代の古臭い電車のままでした
このけち臭さがやけに大阪らしいなあと思いながら、いつもあたりまえのように来るオレンジ色の103系に乗っていました
103系は環状線に登場してから48年間大阪の人々の足として走ってきましたが、その103系がついに、2017年10月をもって環状線から引退することになりました
ラストランは103系にちなんで10月3日に行われました
僕は鉄オタというわけではないのですが、それでも子供のころからずっとこの電車を利用してきた身としては、とうとうこのときが来たかと、なんともいえない寂しさを感じずにはいられませんでした
そして、自分も年をとったんだなと、年甲斐もなくやけに懐古的な気持ちに浸っていました
ちなみにオレンジ一色の電車は、103系と見た目がよく似ている201系がまだ残っていますが、その201系も来年度をもって環状線からは引退し、オレンジ一色の電車はすべて環状線からいなくなります
大和路線はきみどり色、阪和線は青色、環状線はオレンジ色
今までJRの路線は電車の色で判断してましたが、あと10年も経つ頃にはそうやって電車の色で判断することもなくなるのでしょうか
高度成長期から現代まで、48年間大阪の街を回り続けた103系
今まで本当にお疲れ様でした