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ども。実家に帰省しているすごーです。

実家に帰って母親の第一声が「聖ヒエロニムスの絵ってなんでいつも赤い帽子が描かれているの?」でした。

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美術史を少しかじったことがあるとはいえ、そんなマニアックなことを聞かれて即答できるわけもなく、「赤の帽子でしょ…?本来頭にかぶる帽子が正反対の地面に落ちている、それも赤い帽子ってことは、危険とかを表すアレゴリーなんじゃないかな」とインテリぶった返事をしました。

本当の意味は、この聖ヒエロニムスという人物は枢機卿という役職についていて、赤い帽子は枢機卿がかぶるものであって、地面に落ちているのは、聖ヒエロニムスが枢機卿の役職から降り、砂漠に隠棲することを表しているそうです。

…全然ちがうじゃねーか。ちなみに母親は僕の返答に「へ~そうなの。たしかにそれもそうね」と納得しきっているようなので本当のことはまだ打ち明けていません。帰り際に教えてあげようと思います。

 

なんで母親が急にこんなことを聞いてきたかというと、先日まで東京で開催されていたウフィツィ美術館展に行ってきたらしく、そこで赤い帽子がたくさん描かれており、特に上の絵が印象に残ったそうです。

 

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この絵がお目玉のボッティチェリ作「パラスとケンタロス」なんですが、何をテーマに描かれているかわかりますか?

 

こっちのほうは僕はすぐにわかりました。

ケンタウロスは人間の姿をした動物であり、野蛮や蒙昧の象徴です。もっと深読みしてしまうと、古代ギリシア人が当時自らのことをヘレネスと呼び、異民族のことをバルバロイと呼び蔑んだバルバロイと読み取ることもできます。

そして右にいるのがパラス。パラスはギリシャ神話の戦いの神であると同時に理性や知性の神であるアテナの別名です。こっちのほうが馴染み深いのではないでしょうか。

この絵ではパラスがケンタウロスを諭しているように見えますよね。つまり、この絵の意味するものは「(異民族に対する)理性の勝利」です。

当時こういった絵を愉しむ層はもちろん上流階級。それも知識人が多かったのではないでしょうか。この絵は自分たちの承認欲求などをさぞかし満たしたことでしょう。

麻雀でひとつひとつの打牌にそれぞれ意味があるのと同じように、絵画に描かれている物ひとつひとつにも意味があるんです。そういった意味や示唆するものが何かを考えながら見ると、絵画も面白いです。たまには美術館もいいですね。

 

絵について語りすぎて結局帰省について何も書けなかったですがこの辺で終わりにします。温泉気持ちよかったです。