井岡田中戦の感想
2021年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします
切り札です
昨年は本当にいろいろありましたね
いろいろありましたが、その中で一番印象に残ったことは何でしょうか?
そうですね、大みそかのボクシング井岡対田中戦です(自然な導入)
今回のブログでは試合の感想を書かせていただこうかなと思います
以前こちらのブログで勝敗予想をしましたが、完全に外しちゃいました
結果は井岡選手の8回TKO勝利でしたね
それにしてもこの試合は本当に凄かったです
井岡選手も田中選手も最高のパフォーマンスでのぶつかり合いだったとおもいます
まず、1Rから田中選手のスピードが予想通りめちゃくちゃ速かったですね
対して井岡選手は、田中選手のスピードに圧倒されることなくガードを固めて冷静に対処していました
1Rから3Rまでは人によってジャッジが分かれるくらいの接戦にみえました
そして4Rくらいからは井岡選手が田中選手のスピードに慣れてきて余裕がでてきたかなという印象でした
田中選手は速さこそ上回ってはいましたが、全体的なガード位置の低さと、攻撃打ち終わりのガード意識、そして接近戦で頭の位置があまり動かないことがみててやや危なっかしく感じました
逆に井岡選手はガード位置も常に高く維持し、攻撃打ち終わりのガード意識の高さも素晴らしかったです
また、手数こそ田中選手より少ないものの、良いタイミングで有効打をあてる技術で優っていたと思います
そして5R最後、ガードが下がった状態で田中選手が近づこうとした瞬間に左フックをあてダウンを奪い、そこから井岡選手ペースになりました
田中選手はあせりからかより前のめりに攻めに行きますが、出入りが少なくなったことによって、より的を絞りやすい状態とってしまい、井岡選手のパンチをもらい始めました
また、ダメージからかスピードもやや落ち井岡選手とそこまでスピードの差がなくなり、ディフェンススキルの差の分井岡選手有利の試合展開に
6Rにも井岡選手が左フックでダウンを奪い、最後は8Rに井岡選手が三度左フックをあててTKOとなりました
予想ではスピードの速い田中選手が試合を優位に進めるとおもっていましたが、ディフェンススキルの重要性を改めて実感する試合となりました
田中選手としては自身の課題がはっきりする試合となったので、次の試合以降どう修正していくかに注目したいです
ここまでハイレベルな試合はなかなかないので、しかも日本人対決ということで観ていてとても楽しかったです