ナギ切る問題3
こんにちは、ヤナギウチです
今回も、前回の続きでナギ切る問題をご紹介したいとおもいます
ナギ切る問題の名前の由来なんですが、当時別の雀荘でアルバイトをしていたときに、そこでのあだ名が「ナギ」だったんですね
それで何切る問題とかけてそういう名前にしました
ちなみにここミラージュでは「ギウチ」と呼ばれることが多い気がします
今もしこういうノートを作るとしたら「ギウチ切る問題」になるんでしょうか
ゴロがわるいので作らなそうです
第5問
東場西家10巡目 ドラ8s
ポン
回答 打
打牌の候補は9pと7sの2つ。
マンズの受け入れはどちらも同じなので、マンズを省いた受け入れで比較、
打9pの場合
聴牌チャンス→256789sの6種20枚
うち良形聴牌→68sの2種8枚
打7sの場合
聴牌チャンス→4789p2sの5種16枚
うち良形聴牌→8pの1種4枚
打9pの方が受け入れが広く、さらに7sがドラそばなので、ドラ引きなどの3900点も狙える。しかし、それでも自分は7sを選択する。その理由は、泣ける牌の多さから。打9pの場合、泣ける牌は、マンズの除けば2sの1種2枚のみ。対して、打7sの場合は、2sのポンテンの他に、478p「の3種12枚をチーテンにとれる。この差で速度的に打7sが勝る。7sを残せば3900点の打点上昇が見込めるが、2000点から3900点は順位変動に効果的な打点上昇とは言いがたい。それよりは、2000点の1枚もしくは500・1000の1枚オールを催促で目指す方が有利と考える。
なるほど、当時の僕はここから打7sとしていたんですね
でも、今の自分は打9pとしそうです
2000点と3900点では打点差がそこそこ大きんじゃないかなと思います
3900点→満貫の打点上昇とは違い、意識的に狙いにいくほどではないですが、自然と狙えるなら狙った方がお得というきがしますね
当時は3900点以下は低打点という認識が一般的でした
今は、3900点は勝負手とまではいかなくとも、わりと価値のある打点という認識になりつつあります
その差がここでの回答の違いにつながったのかなと思いました
このノートは5年前に書かれたものですが、5年前と比べても麻雀の戦術は結構変わってきているなと実感することが多々あります
これもそのうちのひとつですね
これからもどんどん戦術は変わっていくでしょう
その変化についていけるように、新しい情報は常にチェックしようと思います